卸売業がホームページで集客・売上アップ

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ホームページ公開の目的が明確

卸売業がホームページで集客・売上アップというテーマですが、これは建設資材の小規模の卸売業の話です。この会社は今まではホームページを持っていなかったのですが、当社が扱っている建設資材を卸だけでなく最終消費者にホームページで直接売りたいとのことで依頼を受け、社長と一緒にホームページを作っていきました。この社長は初めからホームページ公開の目的を明確にしていたことが良かったのです。

ホームページには完成はない

ホームページはこれで完成ということはなく、一応形が出来上がったあとも更新を継続し育てていくことが重要です。そしてどんどん内容を充実させていくのが大切なのです。グーグルはそのようなことも評価の対象としていると考えます。グーグルの評価は検索順位に影響してきます。

自社で作成・更新できるホームページ作成ソフト(システム)

この会社ではホームページを育てていくという意味でも、その作成や更新は業者任せではなく自社でということで、できるだけ簡単に、そして更新も楽にできるホームページ作成システムを採用しました。『素人でも作れます』、という触れ込みのシステムです。業者に任せてしまうと、更新作業もまどろっこしいし、更新料金などの費用も馬鹿になりません。(ICTに強い従業員がいるような会社はともかく、小規模な会社では社長自ら行うことを勧めています。コスト面でも有利です。)

お客はカッコよいホームページだから購入するわけではない

ホームページにはまだ手をつけていないページもあり、まだこれからといえますが形としては去年の12月には見れるようになりました。見栄えは意識せずに作っていますので、デザインについてはいかにも素人が作りましたというような印象です。

でも、もともと小規模の事業所ですからコーポレートブランドが元からあるわけでもないし、別にかっこよく良くする必要はないのです。また、それを気にするような業種ではないのです。(建設資材の卸売業)

そもそもホームページのデザインをかっこよくしたら、注文が入るということではないですし。

でも見栄えを気にする人が多いのも事実です。かっこよいデザインのホームページだったら売れるのかというとそうではないとは思うのですが。あくまでコンテンツが重要です。ホームページデザインのカッコよさが決め手で、ここで注文しよう、ここで買おうと思う人は少ないのではないでしょうか。

月に10件の問い合わせがあり、ひと月で20万円ホームページで売れた

ということで、どうなったかというと現在は月にだいたい10件程度の問い合わせがあり、実際の売上につながることも増えてきた、とのことです。2018年の4月にはホームページからだけで20万円の売上があったといいます。なにも営業活動をしていないのに、20万円の売上があったということで社長は喜んでいました。ホームページの維持管理費は年に1万円程度なので、その分はすでに回収でき、利益も出ているのです。

ホームページで売れると精神的に楽、営業費もかからない

なにより、お客様のほうから問い合わせがありそれに対応しているだけですから、精神的にも楽なのです。また、営業に行って時間を費やすということではないので、営業費もかかりません。(自ら営業して売り込みにいっているわけではないですし。)

ということで、順調に行っているようです。私も安心しました。

今後はもっと売上を増加させるようにしていただきたいと思っています。

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